人事コンサルの学び日記 ー組織とヒトのコトー

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人事コンサルタント見習いの学んだことをアウトプットする場。

イノベーションを起こすための5つの力

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イノベーションを起こして来た人(マイケル・デル、マイケル・ラザリディス、ピエール・オミダイヤ、スコット・クック)をアンケートを基にイノベーターが優れている5つの力がわかったとのこと。
 
1.関連付ける力
2.質問力
3.観察力
4.実験力
5.人脈力
 
新しいアイデアは何かと何かの組み合わせと言われているので、
関連つける力が求められることは納得です。
 
この、関連付ける力を高めるために次の4つの力が
必要になってくるとのこと
 
<質問力>
「適切な答えを見つけ出すことよりも、適切な質問を投げかけることが重要であり、また難しい」
と残しているようにまず質問を考えることが難しい。
 
うまい質問として3つ論文のものを引用します。
1.「なぜか」「なぜだめだったのか」「もし~だったら」と等
現状を改善する方法に目を向けるだけではなく、前提を疑うことが大切とのこと。
 
2.逆を考える。
現状のものに対して、あえて異論を唱えてみるということ
 
3.制約を受け入れる
グーグルのイノベーション9原則の1つ「創造性は制約を欲する」とあるが
素晴らしい質問は私たちに強く制約をかけてくれる
 
<観察力>
一般的な現象、特に潜在顧客の行動を詳しく察知することで新しいものを生み出せるようになる。
 
<実験力>
観察や質問で生まれたもの検証を実際に行動に移さなければ生まれない。
そのため、たくさんの実験をして自分の行動が正しいのか検証をしていく。
 
<人脈力>
自分ひとりの視点では限界があるため、他人とコミュニケーションを取ることで
自分とは抜本的に異なる視点を得ることに注力している。
 
「イノベータたる人は他人と違うように考えるがそれだけでは足りない。
他人と違うように考えるためには、日常から他人と違うように行動しなければならない」
と締められている。
 
創造性の1/3は遺伝子で決まるが、2/3は学習によって習得可能だと言われているので、
日常から、新しい発見を見つける努力をしていくとイノベーション
起こせる人材になれるんじゃないかなと思う次第です。