人事コンサルの学び日記 ー組織とヒトのコトー

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人事コンサルタント見習いの学んだことをアウトプットする場。

<新卒採用面接>会社によって評価される人はどう変わる?

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新卒採用の支援もさせていただくことがあるのですが、
学生の中で自分に合っている企業にいけていないなと思う人がいるわけです。
(企業側からへの面接講座やリクルーター研修と言ったものから
 学生へのキャリア支援の講演と両方の支援に関わっています。)
 
多分、こんな感じの企業にいったら受かるのになと思うことは合っても
それが自分の感覚地なので、ただしかなと自信があまりなかったりもしたのですが、
今回リクルートマネジメントソリューションズの方が良いレポートをまとめてくれていました。
 
<参考サイト>
 
SPIの性格適性から約70,000人のサンプルから分析して入れているので
なかなか信憑性があるのではないでしょうか?
 
今回の分析で出してくれたものの中で
組織特徴によって面接で評価される人物の特徴は異なるのか
というものがありました。
 
企業は以下の4つに分類されています。
1.メーカー法人(工業用機器、資材メーカーなど)
2.メーカー個人消費者(医薬品、食品、自動車メーカーなど)
3.非メーカー法人(システム会社、コンサルティング会社など)
4.非メーカー個人消費者(個人向け金融、人材ビジネスなど)
 
まずは内省性がどのように評価されたのか?ということから
※内省性とは行動よりも思索を好み、ものごとを深く考える傾向がある人のことを指します。
メーカー法人→非メーカー法人→メーカー個人消費者→非メーカー個人消費者の順に高くなる傾向がありました。
とのことです。
法人向けのほうが論理的に判断することが多いので、と前の結果かなと思います。
 
また、活動意欲はどうだったかというと
非メーカー法人→非メーカー個人消費者→メーカー個人消費者→メーカー法人の順に高くなる傾向がありました。
ものづくりにじっくりと取り組むメーカーと機敏に対応が必要なサービス業の違いです。
また、非メーカーの場合は法人のほうが、お客様に対して自分からアプローチを掛ける必要があります。
コンサルティング会社の営業やテレアポなどですね。一方で非メーカー個人消費者の会社の場合は待ちのケースも多いんですよね。
店舗の営業など 自分から攻めるのか待ちなのかで非メーカー法人のほうが高くなったのでないかと思います。
 
面接にたくさん落ちてしまうという人は
別の業態の会社を探していくというのもありだと思います。
 
憧れの会社があるものわかりますが、
入社した後に活躍できないと苦しいですから
自分に合った会社に入るということも大事です。