20卒就活生は半数が内定をもらっているはホント?
来年卒業の大学生、半数超が内定 10連休影響で企業が前倒し
という記事が出ていました。
経団連の解禁日が6月1日となっているものの
22卒以降、どのようなスケジュールで動くかわからないなか
各社早期化が進んでいるみたいです。
ココで少し気になることがありまして、
記事の内容を確認するとどうもリクナビでの調査とのこと。
リクナビに登録をしている人だけが早いんじゃないの?
ということでマイナビとキャリタスの運営会社の調査結果も調べてみました。
結果はこちらになります!
内定率:51.4% 調査対象者:1,676名 アンケート実施期間:5月1日~5月6日
内定率:39.3% 調査対象者:7,342名 アンケート実施期間:4月23日~4月30日
ディスコ(キャリタス運営)
内定率:51.1% 調査対象者:1,293名 アンケート実施期間:5月1日~5月6日
リクルートとディスコの調査結果では半数が内定済みという結果に
アンケートの時期が1週間ずれているのでその影響もありそうですが、
ちなみに合算して見た結果がこちら
内定率:43.2% 調査対象者:10,859名 アンケート実施期間:4月23日~5月6日
半数とまではいかなくても4割の学生が内定という結果になりました。
5月6日までの調査結果なので、現在(5月16日時点)では半数を超えているかもしれません。
あと、気をつけてほしいのが上記の内定率はあくまで学生が内定をもらっているかどうかです。
内定承諾をして就活を終えているというわけではありません。
ちなみに各社の結果では就職活動の継続率は以下のような結果になっています。
リクルート:82.1%
マイナビ:87.6%
ディスコ:81.9%
合算すると・・・
継続率:85.8%
となっています。
<まとめ>
「来年卒業の大学生、半数超が内定 10連休影響で企業が前倒し」
ココまでは言いすぎかもしれませんが、各社の調査結果を見てみると企業側も昨年よりも早く内定を出しているということがみられます。内定を終えている人の中には内定先に不満を持っているものの就職活動を終えているという人もいます。
企業側は人材の獲得を求められ、学生側もインターンに参加していなければ、比較的短期間のうちに自分の進路を選ぶことが求められます。私は企業も学生も最終的なゴールはミスマッチがないことだと常々感じています。